普通はこうだよね?という危険

こんにちは

幸せなパートナーシップを作る 心理カウンセラーのきょうこです。

私たちの日常生活の中で、何気なく使っている「普通」という言葉。

この「普通」は時に安心感を与えてくれるものですが、

反面、

その背後には思わぬ危険が潜んでいることがあります。

今回は、「普通」という概念がもたらす危険について考えてみたいと思います。

普通の定義とその曖昧さ

「普通」という言葉は、非常に主観的で曖昧なものです。

ですが、人はこの「普通」という概念を、自分だけでなく、他の人も

同じように持っていると考えがちです。

何が「普通」なのかは、個人や文化、時代によって大きく異なります。

例えば、日本では「普通」とされる行動や考え方が、

他の国ではまったく通用しないことも少なくありません。

これと同様、お互いに好きになり、結婚や、パートナーとして

一緒に居る場合も、お互いが持つ「普通」とされる言動

は違っているはずです。

このように、私たちが「普通」と考えていることが、

実際には非常に限定された世界でしか通用しないことを知っておくといいかと思います。

同調圧力と「普通」の危険

「普通」は、時に同調圧力として働くことがあります。

同調圧力とはいわゆる「周りに自分を合わせる」ということもできます。

多数派が「普通」とされることにより、

少数派の意見や行動が排除されたり、

軽視されたりすることがあります。

例えば、学校や職場でのいじめの背景には、多くの場合、

この「普通」という概念が存在します。

「普通じゃない」という理由で、特定の人が排除されたり、いじめられたりするのです。

個性の喪失

「普通」ということであることに過度に意識しすぎると、

個人の個性や独自性が失われる危険性があります。

みんなと同じであることが求められる社会では、

異なる考えや行動が尊重されにくくなります。

これにより、人々は自分の本当の姿を隠し、

「普通」に合わせるために自分を変えてしまうことがあります。

結果として、社会全体の多様性が失われ、

画一的で退屈な社会が生まれてしまうかもしれません。

解決策

では、どうすれば「普通」という概念の危険から逃れ、

より豊かな自分や社会を築くことができるのでしょうか?

以下にいくつかの提案を挙げてみます。

多様性を尊重する: 異なる意見や行動を尊重し、受け入れることが重要です。これにより、個々人が自分の個性を発揮できる環境を作ることができます。

自分の価値観を見直す: 自分が「普通」と考えていることが、本当にそうなのかを常に問い直す姿勢が必要です。これにより、他者を理解しやすくなります。

教育の重要性: 学校や家庭で、多様性や違いを尊重する教育を行うことが大切です。これにより、これからの子供たちがより寛容で多様性を受け入れる社会を築くことができます。

まとめ

「普通」という言葉には、一見して安心感を与える側面がありますが、

その背後には大きな危険が潜んでいます。

私たちは、「普通」にとらわれることなく、

多様性を尊重し、自分自身の価値観を常に見直すことで、

より豊かな自分、そして多様な社会を築くことができるでしょう。

「普通はこうだよね?」という問いかけに対して、

常に意識や疑問を持ち続ける姿勢が様々な可能性を広げていくと思います。

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