恋愛や結婚、そして失恋は人生の中で最も感情が揺れ動く瞬間です。喜びや幸せだけでなく、時には深い悲しみや孤独を経験することもあります。私たちが生きる中で、これらの感情を経験した時、それらをどう受け止め、どう乗り越えるかが、わたしは大切だと思っています。私自身の結婚生活、そして離婚、失恋をとおして愛することとは?許しとは?を学びました。そして、自分の中のある感情を理解することで世界が見えてきました。
私は幼い頃から、劣等感が強く、「どうせ私なんて」という自己肯定感の低さや自己卑下の思いを抱えながら歩んできました。20代で国際結婚し、息子二人とともに元夫との生活を送りました。しかし、元夫の無職期間が10年以上続き、22年目で離婚を決意しました。離婚からわずか半年後、天にも昇るような恋愛を経験しました。初めての幸せに満ちた恋愛でしたが、持ち続けてきた自己肯定感の低さから私なんか釣り合わない」と思い込み、不安と「失う恐怖」に苛まれました。結果として、その恋愛も一年ほどで終わり、計り知れない精神的ダメージを受けました。失恋の痛みは想像だにしていなかったほど深く、生きることさえ辛いと感じる日々が続きました。家族や職場にも迷惑をかけ、「この世から消えてしまいたい」とさえ思いました。なんとか立ち直りたくて、自己理解を深めるために様々なことを試し、その中でカウンセリングを受けたり、心理を学んだりしました。その成果もあり少しずつ癒され、回復していきました。現在私は、多くの女性に恋愛、夫婦関係から、自分の価値を見出し、自信や自分らしさを再確認して、幸せを感じられる人生をサポートする心理カウンセラーとして活動しています。私の人生経験を通じて得たものを、現在苦しみの中にいる女性たちに少しでも手助けできればと願っています。